image

最近人は、と言うよりここずっと堪え性が無いなんてのは良く耳にしますが、耐え抜くと、必ずと言って良いほど何かの報酬はあるものです。運命からの何かの大切なプレゼント…と私はそうあるのも私の人生だ。なんて最近思える様になって来ましたが、私の神様か仏さんかは解りませんが、かなりお厳しいお師様で、絶対危機な試練をばんばん与えるかのようです。と言うより与えられてきました…。私に自殺しろと言うのか…位です。子供の頃はこの運命を呪いたい位でしたが、しかし今、歩んできた道程を振り返ると、不思議な事に絶体絶命、正に命の危機には、不思議な事にいつも奇跡的に守られてきたかの様に何故か助かるんですね。それで解るんです。たとえ最悪な運命を意図されたものでも、これは良いお師さんに鍛えられているぞ!…と。それもそうあると知るだけで、『耐え抜け!』『自分の力で自分を凌駕しろ!』『乗り越えろ!』と言う事なのだと納得できたら幾分楽になりますし何より納得したんです。しかし、私には相当に重荷な試練ばかりですが、本当にお師さん…私にそれを成せと?…随分無茶ぶりじゃないですか…(何て言ったら『馬鹿者め!』と言うでしょう。)。

何よりも私にとっての人生の意味がわかってきます。それはもう不条理では無く、その理由があっての故の素晴らしい人生と試練とその達成感だと。まだまだ極め足りないし、多分これからも相当にキツいでしょうが、これは人生の謎々と学び。この一生涯でその与えられる様々な答えに自分が辿り着けるかと言う其々の皆さんの人生なんでしょうね。ある一つ、答えが出て『クリアした…』と呟いた瞬間、青い閃光がはしりました。やはり私を加護をしている御方はちゃんと見てくれている様です。他には、何かに気付き、それを何か成した時には、必ずと言って良い程にその場にいる部屋、フィールドが暖かい輝きに包まれます。何だか不思議に明るくそして暖かみのある何とも言えない光に包まれるんです。何かに大切な運命を何かの運命により阻まれる人生を歩む方々なら、きっと私はそれを皆さん経験できる筈だ…と思っております。


ですがまだまだ厳しい御方でまだまだ微笑んではくれません。それはまだまだ答えがある。これは沢山の事に阻まれる人生を歩む方々にとって、きっとその様な導く人生のそれぞれのお師さんがきっと加護をしている筈です。だから命だけは守ってくれている…素晴らしいじゃないですか。ですが宗教とかじゃないですよ。自分の精神、魂の守護者がそれだと言う事です。

勿論、自分の命もお師さんをあてにしちゃいけないですけれどね…でも阻まれる人生を歩む皆さんにもやはり、命だけは絶対的なピンチの場面で救われた瞬間が何度もあったのでは? それを知れば、この人生って良いし、この物語、このぶっつけ本番の舞台にまさるものなんて無いですよね。

ですがきっと私のお師様は言っておられる筈です。だからと言って自分の大切な魂は悪いものから自分で守り抜く術も知らなくちゃいけない…と。逆に今世の人間のコンセプトはそれなのでは? 逆に現在が酷い世の中だからこそ『真の正しさ』を試されているのかも…知れませんよ。

例えば、400年間、ワーグナーさえ分からなかった完璧な音階、音律の正体…私以外にもいるでしょうが(それは例えばスティーヴィー・レイもそうです。)、私も突き止めた訳です。それはサリナスシントニックコンマ音律では無く、純正律×平均律84音階(しかし、サリナスの変動値も合っています。それらも含めた揺れる全体律です。そして、一般の純正律だけではありません。めんどくさいし、モーツァルトの変動平均律を貶した時の様な者がやはりいるんですね…ああ、人間はやはり縛られる…人間の呪縛はかくもやはり根強い…略)。


…そして私は実際それで演奏する訳です。あまりにも自然な音楽だから全く馴染みすぎて『逆に気付かないんです。』自慢話じゃないですよ。突き止めた…のに、ほら、誰も私が突き止めた事知らないでしょう?

ね、人生、そんな評価じゃないのです。自分自身の到達位、それは人気者になる事でも名声を得る事でも無いんです。かなり正直辛いのは嘘じゃありません。ですが、それも耐え抜いた先、そして、そもそも私の到達位はまだまだ先だし、

『まだまだ人生の謎々とその答えがあるのだぞ!』

…と私の守護者、お師さんは教えてくれているかの様です。

この今回のコンセプトは耐える以外にも見極めとやはり気付き、それを成す事、それを肝に命じ、守り抜くにあると思われます。『見極め』と、『気付く事』が無いと、人生において耐えているだけでは精神が侵食されるからです。『正しき自身の精神は自身で守り抜け!』ときっとこれはある筈です。


とてもとても辛い阻まれる運命を歩んでいる皆さんへ、もしも自分が折れてしまいそうな時、この様な魂の守護者、それぞれの最高のお師さん、の様な事を思い出してみては、いかがでしょうか。人生とは正にドラマ以上のものであり、映画以上の最高の物語を自分自身で、たった今、きっと経験しているんですね。そして皆さんの『この謎々をクリアしたぞ!』を待っている筈です。最高のエンディングがきっと待っている筈です。最高のエンディングにしてやろうじゃないですか。やってやろうじゃないですか。



それでは(2015_09_26)